井川(ゆかわ)
当時の高い土木技術が窺えます
井川とは樫井川から取水し、慈眼院の境内を通り、十二谷池まで続く用水路のこと。
水の得難い日根野原野の開発のために開削されましたが、詳しい年代は分かりません。
何段階かに分けて開削され、現在のようになったと考えられます。
井川の取り入れ口は海抜55メートル、十二谷池の方は50メートルとその差は5メートルにすぎず、約3キロメートルもの距離を、この僅かな高度差で水路を通した当時の技術は、今から見ても見事としか言いようがありません。
井川とは樫井川から取水し、慈眼院の境内を通り、十二谷池まで続く用水路のこと。
水の得難い日根野原野の開発のために開削されましたが、詳しい年代は分かりません。
何段階かに分けて開削され、現在のようになったと考えられます。
井川の取り入れ口は海抜55メートル、十二谷池の方は50メートルとその差は5メートルにすぎず、約3キロメートルもの距離を、この僅かな高度差で水路を通した当時の技術は、今から見ても見事としか言いようがありません。