2022/11/20

泉州うまいもんシリーズ 「かしみん焼き」

これがかしみん焼きです

大阪の南部に位置する泉州地域は、安くてうまいもんの宝庫です。今日は、泉州地域の一角、岸和田市の誇る、ローカルグルメ「かしみん焼き」についてのご紹介です。

「かしみん焼き」は、水に溶いた小麦粉を鉄板に丸く伸ばし、上にキャベツと鶏肉(ヒネとよばれる親鶏)と牛脂のミンチを乗せて焼いた料理で、岸和田市自慢のご当地グルメです。

かしみんの「かし」は、かしわのかし。(関西地方では鶏肉をかしわと呼ぶ。)「みん」は牛脂のミンチのミンから名前がついています。

親鶏は残念ながら若さを失って、身が固く、ぱさついている。そのコリコリ感を逆に利用して歯ごたえを出しています。ジューシー感の無さは、牛脂のミンチが見事にカバー。このメニューを考案した方は、天才的なセンスの持ち主と言わざるを得ません。個人的にかなり気に入りました。

今日のかしみん焼きは、この地がかしみん焼きの元祖ではないかとも言われている「やまと」さんのかしみん焼き。創業51年目を迎えました。

息の合ったご夫婦が温かい笑顔で、どんどんと焼き上げてくれます。

かしみん焼き他、ねぎ焼き、お好み焼きなど定番メニューも大人気のお店です。

「やまと」: 岸和田市紙屋町15-4