2022/12/10

堺刃物「タワーナイブス」について

今日は、大阪堺の誇る、「堺刃物」についてのご紹介です。

堺の刃物の歴史はかなり古く、5世紀ごろにさかのぼります。時代を経るごとに洗練さを増し、堺は一大産地として、その名をとどろかせることになりました。

特に職人が一本ずつ丁寧に手作りする「堺打刃物」は、プロの料理人に人気で、シェアは90パーセントを占めるとも言われています。

新世界にある包丁専門店「タワーナイブス」さんは、カナダ人オーナーが、日本の刃物の魅力に魅せられて、新世界にお店を開いたのが始まりで、観光客の外国人の間で人気となり、今では東京に進出も果たされています。お店の名前が示すように、「塔」がお好きな店主。大阪は通天閣、東京はスカイツリーの見える場所に、お店を構えておられます。

店員さんが、包丁に愛があり、豊富な知識で包丁選びをお手伝い下さいます。実際に試し切りができるので、安心して自分の一本を選ぶことができます。

日本人が忘れかけていた伝統の技を、カナダ人が見出し、世界へ発信。そして外国から日本へ来られたお客様が、その魅力を発見して、自国へ持ち帰って下さっていることに感謝!

そして、日本人である我々も、もっと日本の伝統の技について、誇りに思い、大事に守るべきではないか。そんなことを考えさせてくれる名店です。

タワーナイブス https://towerknives.com