2022/01/30

インバウンドガイド講座in泉州

インバウンドガイド講座in泉州を受講して来ました。主な内容は、泉州地域の特色と観光資源、ガイド業界の概観、ガイドの価値や存在意義、フィールドワークなどについてでした。特にコロナ禍の昨今において、アジア近隣諸国、地域からの訪日インバウンドツーリストが急激に減少し、一時は年間4000万人訪日と豪語し、彼らが落とすお金で旅行業界が潤っていただけに、寝耳に水の落ち込みぶりに悲鳴を上げています。その打開策に大きな関心があったのですが、コロナ感染症が終息すると一気に持ち直すと言われていますが、なかなか長引きそう。

インバウンドツーリストのニーズも大きく変わって来ています。それはSNSやFBでの口コミが増えて、それに伴い通常あまり知られていない観光スポットへのニーズが増えています。通り一遍の観光では満足しなくなって来ています。しかしながら、関空の玄関口である泉州が素通りされて、観光客は大阪や京都などに行ってしまっているのが現状です。泉州は観光資源が豊富で、知られていない観光スポットもまだまだあるのに、なかなか来てもらえないということがあります。それは泉州のアピール力が低いことにも一因があります。

2025年の大阪万博開催が契機となって、多くのインバウンドツーリストがやって来ることに期待しています。そのためには、ガイドスキルを磨いて、お客さまに喜んでもらえるようにしないといけません、またこの講座には岸和田市の各観光スポットを巡るフィールドワークもあり、それを通じて自分のガイドスキルも上げられます。ガイドはサービス業であるので、ガイド自身の知識の向上、ガイドスキルのアップ、ガイドサービスの品質向上がなくてはなりません。それがこの講座を受講した目的でもあります。むろん前提条件として、観光客との円滑なコミュニケーションができる外国語力が求められます。ガイド業をやる上で気がついていないこともまだまだあります、それに気づかせてくれた今回の講座でもありました。