2022/05/25

旬の時期にぜひ「泉州水なす」。

初夏の風を感じる季節になると、お目見えするのが「泉州水なす」です。

今ではすっかりブランド高級野菜の地位を築いた「泉州水なす」ですが、もともとは、水田のあぜ道に植えられており、農作業の休憩中、水分の多い水なすを水筒代わりにして、農家の皆さんが喉の渇きを癒やしていたとも言われています。それほどたっぷりと水分を含んでいるのですね。

高値で取引される水なすを他の地でも栽培すべく、全国のなす農家が挑戦を続けてきましたが、このなすは泉州地方の土と気候でないと同じものができないといわれ、栽培技術が大切に守られてきました。おそらく、土地の神様がこの地に宝物を授けてくださったのでしょう。

「泉州水なす」の特徴は、水分がたっぷり含まれていること、皮や実が柔らかいこと、アクが少なく甘いこと。全国的にも珍しいサラダ等の生食のできるなすです。とはいえ、やはりイチオシは「水茄子の浅漬け・ぬか漬け」でしょう。

通販で全国に配送されており、お中元にも好適品です。